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広河原の松上げ
- 2013/08/25(日) 17:54:51
数年前のテレビ番組で、女優の鶴田真由さんが「広河原の松上げ」を取材しておられたのを見たとき、いつか自分の目で見てみたいと思っていました。
誰かの車に乗せていってもらわないと無理だなあと、「いつか」が訪れるのを待っていたら、
臨時の送迎バスがあるというので、迷わず申し込みました。
出町柳から、くねくね山道を走って1時間半くらいで到着しました。
天気予報では雨と言われていましたが、やはり、私は、天候に恵まれているようです。
バスを降りたときには、すでに辺りは真っ暗。
結界をくぐるときに、何か唱えごとをされているようでした。
写真には収まりきらないくらい、どこまで広がるのかと思うほどの、松明でした。広河原という地名に納得。
時が止まっているかと思うような不思議な幻想的な光景でした。
この写真では、ぜんぜん伝わらないなあ・・・
威勢のいい掛け声とともに、高さ20メートルの燈篭にむかって、松明が放り上げられるのですが、なかなか篭には入りません。暑いだろうし、疲れてくるだろうし、落ちてくる松に当たったら大変だし、このまま入らなかったらどうなるのだろうと心配になってきたころ、ようやく一番めの松明が投げ入れられました。
燈篭木が倒れるとバスに戻るという約束だったので、
もっと見ていたい気持ちを抑えて、駐車場へ戻りました。
テレビで取材されていた内容もすっかり忘れてしまっていたし、
もっと松上げの行事について知りたいので、白州正子さんの随筆を読んでみたくなりました。
夜明けからの準備のこととか、行事の最後の掛け声(オシャシャンノシャン)のこととか、盆踊りとか、興味深い行事です。やはり、次はバスツアーでなく、自家用車で連れて行ってくれる人を探さなくては・・・
ちなみに、遠く離れた和歌山県の飛び地、北山村でも柱松とよばれる似た行事があるそうです。
ミニ松のお守り。
<番外編>
京都に行ったら是非!!
と勧められていた「龍のひげ」でお昼ごはんをいただきました。
お店の人に許可をいただいて、美しい盛り付けを撮影させていただきました。
必ず、また来たいし、大好きな人に教えたくなるお店でした。
久しぶりの漆甲舎
- 2013/08/17(土) 21:58:00
七夕 旧暦7月7日
- 2013/08/14(水) 06:46:53
8月13日、旧暦の七夕の夜空は、やはり晴れていました。
けれど、とても都会とはいえない私の家の付近でさえ、国道沿いのお店の灯りが明るすぎて、星が見えにくくなっています。
携帯の写メでは、こんな程度・・・笑
家路に近づくと、カラオケ大会か?と思われるような曲が聞こえてきましたが、
曲がり角を直進して音源に近づくと、やはり、盆踊りの泉州江州音頭でした。
かなりテンポが速くなっている気がしました。
ぼんやりと踊りの輪をながめていましたが、音頭取りが男性から女性に代わり、キーが高くなると、歌詞が聞き取りやすくなり、内容がよくわかりました。
(そういえば、このごろ、電車の車掌さんも女性が増えて、車内アナウンスが聞き取りやすいと思うのです)
田舎の盆踊りのやぐらで歌っていた祖父の姿を久しぶりに思い出しました。孫が多すぎて、じいちゃんは、年に1度しか会わない私のことを誰なのかわからないようでした。
お墓参りには行けないけど、遺影の前にお供え。
Hさんからいただいたお菓子、天の川みたい。
先月のブログでも書きましたが、
七夕の星空にお願いすると、芸事が上達するとか。
笛の音色が美しくなりますように・・・
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